【書評】松本元著『愛は脳を活性化する』(岩波科学ライブラリー42、岩波書店、1996年)
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The report of GPSS Workshop at Sogang University in Korea(25, october, 2008) is now available in English.
(this report written by Alena GOVOROUNOVA)
Please click this PDF file.
「the_international_gpss_workshop_in_south_korea_report_alena.pdf」をダウンロード
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<SESSION IV >
以上の5人の報告を踏まえて、SESSION IVでは、全体討議が行われた。討議は、田中先生の報告への質問が続く形で進行した。
まず、スピリチュアリティ(こころ)の解釈における脳生物学的な決定論について議論が交わされた。例えば、「脳の前頭連合野に自由意志(free will)の居場所があるのか?」や「自由意志の発生は、top-downの因果関係や志向性によって組織されるのか?」といった質問が寄せられ、田中先生は、脳科学において、自由意志の発生は脳の前頭連合野で組織されるのがもっとも一般的で、意識はtop-down の注意(top-down attention)と存在論的には同じであると回答された。
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□田中啓治先生の報告
SESSION Ⅲの第二報告であり、今回のworkshop最後の報告は、日本の理化学研究所の田中啓治先生による「目的志向的行動をコントロールするツールとしての『こころ』と意識」である。田中先生は、昨年の台湾に続き、二度目のご登壇となった。
田中先生は、「認識、意志決定などの高次脳機能の脳内メカニズムを明らかにするため、霊長類実験動物にいろいろな認知的行動課題を訓練し、課題遂行中に単一神経細胞活動記録を行う実験と、4テスラMRI装置でヒト被験者の脳活動を非侵襲的に記録する実験」を行われており、研究の中心テーマは、「側頭連合野における物体の視覚的認識のメカニズムと前頭連合野における目的指向的行動のメカニズム」の研究である。
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<SESSION Ⅲ>
□入来篤史先生の報告
この後、Tea timeをはさんで、SESSION Ⅲが始まった。このセッションは、「脳科学と『こころ』」と題され、脳科学の立場からの「こころ」に対するアプローチとして、ふたつの報告がなされた。司会は、Bernard SENECAL先生が務めた。
最初の報告者は、日本の理化学研究所の入来篤史先生である。入来先生は、「ニホンザルの行動学的および電気生理学的解析を軸として、ヒトの知的高次認知機能の進化的基盤を構成すると考えられる身体の構造や運動に立脚した象徴概念形成、推論/論理思考などの萌芽的機能のシステム神経科学的解析」を専門とされている。
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昨年(2008年)10月25日、韓国のソウルにあるSogang University(西江大学)で、南山宗教文化研究所と西江大学宗教研究センターの共催によるWorkshop“BRAIN SCIENCE AND RELIGION:Some Asian Perspectives”が開催され、盛況のうちに終了した。
以下、その様子を報告したい。(報告者:大谷栄一)
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□ベストセラー科学者の告白録
いまさら言うまでもなく著者は『バカの壁』をはじめとして、数え切れない多くの著作を公刊し続ける「ベストセラー科学者」である。縦横無尽のその語り口は、多くのファン(さらには批判者)を生み出している。江戸っ子的な飾り気のない、つまり口の悪さに起因する多様な評判だろうが、科学者として世事一般にたゆまず発言しつづける気力と視野の広さだけをとってみても、われわれのプロジェクトにとって一人の「先人」たることは否定できないであろう。本書は著者のいわば告白録といってもよいもので、他著とは異なり、かなり個人史に基づいたホンネが記述されている。ことに大学紛争にまつわる記憶と、その後の身の振り方については、厳しい態度が表明されている。著者はものわかりのよいオジサンではない。ともあれ、いささか偽悪的な記述の隙間から、科学と人生のあいだを架橋しようという心意気が感じ取られる。
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2008年、年の瀬も押し迫った12月26日(金)・27日(土)、京都国際ホテルを会場に表記研究会議が開催され、小生も僭越ながら所長代理として参加した。今年のテーマは「環境倫理と宗教文化」であり、初日が基調講演二つ、二日目がパネルディスカッションと全体討議であった。環境はひろく科学・こころ・宗教にまたがる領域であり、またなにより深刻な環境破壊を目の当たりにする現代人にとり喫緊の課題であることもあり、大いなる関心を持って参加した。
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