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2008年5月29日 (木)

<ヒトクローン胚>研究解禁に向けて

再生医療のためのクローン胚(はい)研究について、文部科学省は5月20日、研究の解禁に向けた指針案をまとめた。こちらのニュースについて、新聞各紙が取り上げている内容をまとめてみた。

□毎日新聞(5月20日付)の記事

http://mainichi.jp/select/science/news/20080521k0000m040087000c.html
http://mainichi.jp/select/science/news/20080521ddm003040075000c.html

また、随時、記事も更新するなど積極的に報じている。

□朝日新聞(5月20日付)の記事

http://www.asahi.com/science/update/0520/TKY200805200296.html

以上、ヒトクローン胚研究を認めることによって生じる問題などにも触れている。

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2008年5月16日 (金)

万能細胞についての最近のニュース

 以前、こちらのブログでも取り上げた万能細胞「人工多能性幹細胞(iPS細胞)」について新たなニュースが出てきた。そこからは科学というものが、ただ漫然と数学の証明問題を解いているうちにおのずと進歩しているといったようなものではなく、実利という非科学的要因によって強力に影響される事態が読み取れる。
 4月20日付けの中国新聞の社説によると、万能細胞については山中伸弥教授(京都大学)らの研究が他国に先行していると思われていたが、複数の国が特許出願している可能性が明らかになった。以下に記事の概要を紹介しておこう。

□万能細胞の特許出願
山中教授らが世界に先駆けて万能細胞の作製に成功したと発表したのは昨年11月のことで、7月に特許出願もしていた。ところがドイツ系製薬会社のバイエル薬品も同じく成功したと発表し、しかも特許出願は昨年春ごろと思われる。さらに米国からの出願もあるようだ。
 特許に関する基本原則は、同内容の申請に対しては、先に出願した方が権利を得るというものである。しかし、この万能細胞は一般的な新案特許の事例とは異なり、多様な医療応用が可能となる万能細胞の開発であり、人類の医療さらには福祉厚生に与える影響は多大と思われるため、一社だけが今後の研究や商品化について排他的に権利を独占することは望ましくない。

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2008年5月 7日 (水)

“Creation Museum”「創造博物館」を訪ねる(スワンソン、ポール)

 以前、寺尾研究員による“Creation Museum” (「創造博物館」)の記事(→こちら)を掲載しましたが、今回は、実際に“Creation Museum” (「創造博物館」)を訪問したポール・スワンソン南山宗教文化研究所所長のレポートを掲載します。(管理者)

 3月末に米国を訪問したが、たまたまケンタッキー州北部にある “Creation Museum” (「創造博物館」)を訪れる機会があった(→こちらを参照)。「若い地球」創造論の立場を「科学的」に証明できるとし、教育向けの展示や映画や講演会を提供する場として2007年に創立された施設である。
Cimg1980  まず、目立つのは恐竜の模型で、入り口の外まわりをはじめ(写真1)、施設内のいたるところに登場する。もっとも目立つのは場内に入って間もないところに、恐竜と人間の子供たちが仲良く一緒に遊んでいる場面である。地球は6,000年前に創造された前提なので、恐竜と人間は共存していたことを表現している(これについてまた後に触れる)。そこから続く掲示版や模型は「歴史の歩み」("a walk through history”)として、「若い地球」と「進化論」の立場を対照的に紹介し、宇宙の始まり(創造)から、大洪水による地球破壊、そして近代の反キリスト教的思想の登場を簡略的に紹介している。

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2008年5月 1日 (木)

「宗教と社会」学会第16回学術大会テーマセッションのお知らせ

 来る6月14・15日に開催される「宗教と社会」学会第16回学術大会にて、「日本における「科学と宗教」の対話の意味を問い直す」と題したテーマセッションを行います。
 詳細は、以下の通りです。

◆日本における「科学と宗教」の対話の意味を問い直す

日時:2008年6月15日(日)午後2時~5時
場所:南山大学B棟B11教室
 (アクセス→click here

企画者・司会:ポール・スワンソン(南山宗教文化研究所)

発表者:
芦名定道(京都大学) 「日本における『科学と宗教』研究の現状」
横山輝雄(南山大学) 「進化論と日本における『科学と宗教』」
伊藤道哉(東北大学) 「生命倫理からみた日本の『科学と宗教』」

コメンテーター:
寺尾寿芳(南山大学)
吉永進一(舞鶴工業高等専門学校)
 
*入場無料です。ただし、本テーマセッション以外のテーマセッションには参加できませんので、ご注意ください。
*参加を希望される方は、事前に、必ず、担当者(大谷、mail)までご連絡ください。
*「宗教と社会」学会第16回学術大会については、大会HP(→click here)をご覧ください。

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