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2008年2月18日 (月)

【記事紹介】茂木健一郎「脳と進化 ネットワーク思考の可能性とその限界」(『理戦』80号、2005年夏)

茂木健一郎「脳と進化 ネットワーク思考の可能性とその限界」(『理戦』80号、2005年夏)

□茂木健一郎氏の科学エッセイ
Gpss080218  「時の人」茂木健一郎氏の科学エッセイである。『理戦』(実践社)というやや「左」っぽい雑誌に掲載されたもの。近年多くの新左翼系理論誌が環境志向(一例として旧ブント)など市民運動への傾斜を強めるなか、詳細は知らないが、この雑誌も同様の傾向を見せているようである(他号を見れば、宮台真司、小熊英二、野家啓一など非左翼系の新「知識人」諸氏から、松本健一、西部邁、佐伯啓思らいわば「右」系の諸氏まで見事に並んでいる)。それはそれでカルチュラルスタディーズ的な関心事ともなろうが、ともかくインターネットの検索からたまたま見つけたのが今回取り上げる論文である。そして恥ずかしながら、かの茂木氏の論考をこのたび初めて読んだことを告白しておかなければならないだろう。
 論文は、→こちら(click here

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2008年2月14日 (木)

【書評】佐藤哲也『未来を予測する技術』(ソフトバンク新書、2007年8月)

佐藤哲也『未来を予測する技術』ソフトバンク新書、2007年8月

□「未来を予測する」ことの可能性
Gpss080214_2   独立行政法人海洋研究開発機構・地球シュミレータセンター長の佐藤哲也先生の新著『未来を予測する技術』が刊行されました。
 佐藤先生は、本「科学・こころ・宗教」プロジェクトにもご参加いただいております。

→佐藤先生のプロフィールは、こちら(click here)を参照。
→本の内容は、こちら(click here)を参照。

 裏表紙に本書の概要が、次のように記されています。

 「いつの時代にも求められる未来予測。気象予測、地震予測、経済予測など様々なニーズがあるが、コンピュータ・シュミレーションは、現代もっとも科学的信頼性に基づいて行われる未来予測の手法である。IPCC(気候変動に関する政府間パネル)の調査にも貢献する『地球シュミレータ』を通し、シュミレーションの『今』と『展望』を解説し、新しい文化の胎動を俯瞰する。」

 コンピュータという道具を用いたシュミレーションによって、「未来を予測する」ことの可能性を論じたのが、この本です。本書全体を通して、佐藤先生の語り口は、分かりやすくとても丁寧で、コンピュータ・シュミレーションの歴史や特徴が平易に説明されています。

□本書の構成
 本書の構成は、以下の通りです。

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